【新唐人2014年1月2日付ニュース】香港では1日、「真の普通選挙」を求めて市民3万人が元日デモに参加しました。2017年に行われる次期選挙が民主的に行われる事を求めて民主派の市民らがデモを主催しました。
香港大学で行われた最新のアンケート調査によると、民主的な選挙を求める声が19年ぶりの記録を創りました。民主陣線も2014年は香港政治発展における重要な年になると考えています。
「真の普通選挙を求める、事前選抜が行われる選挙は要らない」と書かれた大型横断幕を掲げて、デモ隊は午後3時にビクトリア公園から出発しました。
香港市民 李さん
「梁振英という人は、私にとってちっぽけな人で、言及に値しない人です。中共の傀儡に過ぎません。この政権は人民にいい暮らしを与えられません。彼らは互いに闘うだけです」
香港小学生 葉さん
「彼がやったことを市民に言わないのが最もいけない事です。国民教育も同じで、中共を支持するように、我々を洗脳しています。私は中華を愛しても、中共は愛しません」
デモ隊の中には「香港の良心」と呼ばれる香港の元政務司司長アーチボールド・チャン氏の姿もありました。
元香港政務司司長 陳方安生氏
「今回の投票の目的は市民に機会を与える事です。他の異なるルートを通じて、普通選挙方案に対する彼らの考えを表しているのです」
このほかにも、最後尾を飾った法輪功学習者の隊列も注目を浴びました。大型横断幕を掲げ、中国共産党による迫害の真相を伝えました。
パレードの先頭は午後5時に終点に到着し、集会を行いました。主催者側の発表によるとおよそ3万人がデモに参加しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/01/atext1035212.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)